保険会社に勤める友人に聞いた話です。保険を使うような修理の場合は、保険会社に任せることで提携工場を使って修理をしてくれることがあります。
ただ、保険を使って修理するということは、保険会社の負担が生じるわけで、そうなると、どうしても修理費用をできるだけ少なくしようということになります。
そのため、提携の工場は少しでも安くやらせるように仕向けられます。工場としては、保険会社から仕事をもらっている立場なので、安い見積もりで仕事をせざるを得ません。板金修理を頼む側からすれば、費用のことは関係なしに、事故以前の状態に戻してもらえる、きれいに仕上げてもらえるということを期待するのが当然です。
費用を最優先で考える保険会社と工場、費用を気にせずきれいな仕上がりを求める私たち側。そのギャップって、埋まりそうにない気がします。そう考えると、保険料を払っている意味って…?板金修理業者でも保険対応をしてくれて、保険会社と交渉までやってくれるところもあるので、保険料を有効活用するには、修理は自分で頼んだ方がいいのかもしれません。
しかも、保険を使って修理すると、翌年の保険料が上がります。保険を使って修理するかどうかは、その値上がりを考えた保険料と修理にかかる費用、免責金額などを総合的に考えて判断しましょう。免責金額というのは、保険会社が一定の額、支払いをしない金額のことです。
たとえば10万円の修理費用がかかり、5万円が免責金額だとすると、保険会社からは5万円、自分の負担が5万円ということになります。ただ相手がある事故の場合は、相手の請求がとんでもない額ということも考えられるので、保険を使うかどうかは保険会社としっかり相談しましょう。どちらにせよ修理については、板金修理業者にも見積もりを出してもらうのがオススメです。